今週末に開かれるフィギュアスケートの大会・愛知フィギュアを最後に現役を引退する、中京大学4年の横井ゆは菜選手(22)。15年間の競技生活にはお母さんの存在が必要不可欠でした。引退を目前に控える中、母への想いは涙となって溢れだしました。
名古屋市出身の横井ゆは菜選手、まもなく15年にも及ぶ競技生活の幕を下ろします。
「本当に次が最後なんだなっていう。考えるだけで寂しくなるなって」(横井ゆは菜 選手)
幼い頃から注目されてきた、スケート界屈指の演技派。
類まれな表現力でジュニアの日本一に輝くだけでなく、国際大会でもメダルを獲得。
グランプリシリーズには4年連続で出場してきました。
今も残る一番最初の衣装「うわ!太ももしか入らない!!」
小学2年から続けてきたスケート漬けの日々、その裏には、とてつもなく大きな支えがありました。
「毎朝6時から練習があって、そこから私と妹を学校に送って行って、家に10分20分もいることができずに仕事に行って、ご飯も帰ったら作って、母のスケジュールを見ると私には到底こなせない」(横井ゆは菜 選手)
溢れだした涙、お母さんへの想いをとめることができませんでした。
横井選手の涙、15年間の支え「母のスケジュールを見ると私には到底こなせない」
母親のさゆきさん、家事に仕事までこなす傍ら、我が子に尽くしてきました。
「正直余分なことを考える暇がないんですよ。空いた時間は言ったら全部子どもの時間ですよね。もうすぐ卒業できそうです」(母 さゆきさん)
明るい笑顔で、そう話してくれました。
納得の演技が出来ていない今シーズン『後悔せずに現役を退きたい』
今シーズン、大学卒業を機に引退する覚悟で臨んだ横井選手。
ところがジャンプの調子が上がらず、納得の演技が出来ずにいました。
「今シーズンは特に自分に期待せずにやってきちゃったので、やっぱり不完全燃焼というのがずっとあって…」(横井ゆは菜 選手)
『後悔せずに現役を退きたい』
2月、最後の大会に向け、一心不乱に努力する姿がありました。
「せっかく一生懸命やってきたんで最後にペースダウンしてほしくないです」(母 さゆきさん)
母親に勇姿を見せられるのも、これが最後。
いよいよ、集大成の舞台がやってきます。
「ぱっと見、やめないって(笑)やめるって信じてもらえないような演技をすることが目標です」(横井ゆは菜 選手)
最後の試合は「辞めると信じてもらえないような演技をすることが目標」
横井選手にとって最後の試合となる愛知フィギュアは、23日から名古屋市の日本ガイシアリーナで開催されます。
横井選手は25日にショートプログラム、26日にフリーを行い、フリーの後には引退セレモニーも予定されています。
(2月21日 6:00~放送メ~テレ『ドデスカ!』より)
#横井ゆは菜 #フィギュアスケート #引退 #母 #愛知フィギュア
この動画について | |
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URL | https://www.youtube.com/watch?v=L7bJkvsmFr8 |
動画ID | L7bJkvsmFr8 |
投稿者 | メ〜テレニュース |
再生時間 | 02:28 |
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