互いに新日本へ出戻ってから、初めての対戦となった長州と前田。この年の夏に長州が提唱した世代闘争が尻すぼみに終わったことで、前田は、長州のことを「言うだけ番長」と揶揄していた。いつになくシビアな攻めを見せる前田が、木戸にサソリ固めをかけようとする長州の背後から、顔面にキックを見舞うと、長州は右目を眼窩底骨折。この行為がもとで新日本を結果的に解雇された前田は、第二次UWFを旗揚げする。 まさにマット史を変える一発となったのだ。俗にいうこれが「長州顔面蹴撃事件」である。
1987年11月19日。新日本プロレス後楽園ホール大会。この試合は、長州、マサ斎藤、ヒロ斎藤vs前田、高田、木戸の6人タッグマッチ。試合前から不穏な空気が漂っていた。長州は、それを察知していた。2012年に行われた髙田延彦とのトークショーで「そういう予感はありましたよね。やっぱりピリピリしているのが控室の雰囲気でわかりました」と語っている。
#プロレス #格闘技 #RIZIN #アントニオ猪木
この動画について | |
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URL | https://www.youtube.com/watch?v=9PSRqYKPkpc |
動画ID | 9PSRqYKPkpc |
投稿者 | オレたちのプロレスと格闘技の考察 |
再生時間 | 19:18 |
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